こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティ"Sango"に所属し、
安心の中で喜びを分かち合える、
そんな暮らしの場を仲間とともに育んでおります。
その中で、Sangoファーム中城という畑の園主をしており、
薬や肥料を使わず、水やりもせず、祈りと喜びで畑を営む日々。
今日の午後は大雨。
２月下旬に再訪してくださり、
現在ウーフーで滞在されているお姉さまに、
麻たわしを教えてもらうことに。
人生初編み物です！
ドキドキしながらのスタート。
簡単そうに思いきや、
慣れるまで結構難しい！！
最初はなかなか苦戦し、
途中までやっては失敗、
またやっては失敗！
というわけで、
基礎の基礎から叩き込むことにし、
延々と鎖編みを練習。
基本を叩き込んだところで、
もう一度編み始めたら、
やっとこさ３段目までたどり着きました。
慣れてくると、
結構楽しい。
僕に編み物を教えてくれたお姉さまは、
僕の母と同世代。
母が生きていれば、
まさに同い年だったかもしれない人。
振り返ってみると、
母と同じ年代の女性にそばについてもらいながら、
手取り足取り何かを教えてもらうことって、
今まであまりなかったかもしれません。
洗濯や掃除などの基本の家事はありますが、
料理とか裁縫とか編み物とか、
そういったことを教えてもらったり、
一緒にやったりすることって滅多にありませんでした。
料理については作り方を聞いたり、
相談したりすることはありますが、
一緒にやりながら〜ってのはあまり想像できない！
無意識に避けている自分がいたのだと、
気づきました。
大元にかえると、
母に教えてもらおうということが、
そもそもあまりないことに気づきました。
幼い頃は、
一緒におかし作りなどしていましたが、
小学校高学年からは、
だんだんと親と一緒に何かをすることがなくなっていきました。
なぜか？を改めて見つめてみたら、
理由はいたって単純でした。
当時の僕はとっても不器用だったのです。
学校の家庭科で料理や裁縫を習っても、
誰よりも上達が遅く、下手くそでした。
伝えられたことをイメージできず、
パニックし、体がうまくついていかなかったのです。
今ならそれが自分の気質からくることだと理解していますが、
当時はただただ自分が人より劣っているのだと思い込んでいました。
そしてそれを恥じていました。
どうせ母と一緒にやったとしても、不器用な自分はうまくできない。
母に迷惑をかけてしまうし、そんな自分は恥ずかしい。
できる子でないと愛してもらえないという思い込み。
おかんにええかっこしていたかったのです笑
（だから自分が得意なTVゲームばかりしていた！笑）
そう思っていたから、
母から何かを教わることを避けていたのだと、
気づきました。
でも、
内心はとても寂しかった。
母は毎週土日はよく父と外出をしていて、
幼い頃はついて行っていたのですが、
だんだんとつまらなくなり、
僕は行かず、家でゲームをするようになっていました。
妹だけが両親についていき、
僕は一人。
そんな時間が増えていったことも、
自由を感じつつも、とても寂しかったのです。
両親との時間が多い妹にヤキモチばかりしていました。
（自分から一人になっておいて勝手なやつ！！笑）
恥ずかしいし、恥をかきたくないから、
言えなかったけれど、
もっとお母さんと一緒にいたかったし、
いろんなことを教えてもらいたかったんだなぁ。
今日おねえさまに編み物を教わることを通じて、
そんなことに気づく今。
今日も最初はなかなか不器用で、
前に進めない僕でしたが、
彼女はそんな僕に対して、
「そうなるんだ！面白い！」
と伝えてくれました。
面白いんだ！
と僕は目からウロコ。
傍で料理をしながらも、
ちょこちょこ気にかけ、
僕がわからないことを質問したら、
嫌な顔一つせず答えてくれる。
なんてありがたいんだろう。
こんな関わりを幼い僕は望んでいたのだと、
気づきました。
幼い頃の僕は、
できなきゃダメだ！関わってもらえない！と思い込んでいたけれど、
大切なことは、
できる・できないではなかった。
ただ素直に、
教えて欲しいとお願いすること。
自分を諦めずに、
うまくいくことも失敗も、全部楽しみ、
一緒に分かち合える時間を喜ぶこと。
僕が望む関わりは、
僕が素直になることで手に入るものだったのですね。
母が生きている間にできなかったことに、
久々に寂しい！を感じました。
その感情も含めて気づけた今が嬉しいです。
そして編み物、
案外楽しいです笑
今日も新しい気づきと経験を、
いただけたことに感謝です。
まるっ！！
