あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

【気づき】ビビり、思い込み、決めつけ、抱え込む(笑) そんな自分を繰り返し、障害を理解し、経験が昇華する。

こんばんは。

エンパス男子の大北です。

 

沖縄にあるコミュニティSangoの住人で、

“祈りと喜びで育つ畑”Sangoファーム中城の園主をしております。

 

連日、Sangoの本拠地である東村に行っており、

屋根の張り替え工事などを手伝っているので、

畑仕事はお休み中な私ですが、

 

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最近一つやらかしまして、

そこから大きな気づきがあったので、

今日はその話を。

 

 

 

以前も触れたことがあるのですが、

僕は大学時代に体育会弓道部の幹部を務めていた時に、

忘れられない経験があります。

 

 

naturalhspman.hatenadiary.jp

 

とっても弁が立つ僕は、当時幹部同士の話し合いで、

物事を理路整然と伝え、周りの意見を論破して、

自分の意見を押し通し続けたのです。

 

結果として、他の幹部たちが萎縮していくし、

僕の意見ばかりで物事が進んでいって僕も怖くなるし。

 

その当時の経験は僕の心に深く残っていて、

いまでも、

「どうしてああなったんだろう?あの時どうしたらよかったんだろう??」

と事あるごとに思い出します。

 

そして今回、

その経験を紐解く一つの気づきがあったのです。

 

 

先日行なっていたSangoの理事ミーティングの時のこと。

 

いま早めに決めなければならない議案が一つあり、

その決議に向けてどう進めていくか??

という話し合いをしていました。

 

Sangoは「一般社団法人」という組織形態をとっている企業なので、

ちゃんと「決議」を取るために様々なプロセスがあるのですが、

僕は新米理事なのでよくわかっていません。

 

なので、

話し合いの最中、一生懸命ネットなどで調べます。

 

すると、

「やらなあかんことが色々あるぞ。」

「このままだと、

自分たちが決議を取りたいタイミングに間に合わないんじゃないだろうか??」

 

と不安な気持ちがよぎり始めます。

 

なので、ドキドキし始め、

他の理事の人たちに聞いてみるのです。

 

「ここにこう書いてあるんだけど、

この通りにやらないといけないとしたら、全然間に合わなそうじゃない??」

 

ネットで読んだ情報を整理して、

論理的に理路整然と、

”いかに開催するのが難しいのか??”を語り始める僕。

 

すると他の理事たちが、

僕の恐れからくる言葉の圧に、

萎縮し始めます。

 

「そうなの?そんなことが必要なの?」

とはっきりしない返事。

 

その姿を見て、僕の不安に拍車がかかり、

「あれ?この人たちもよくわかってないんじゃないだろうか?」

という疑いの気持ちが僕に芽生え始めたのです。

 

そして、

「じゃあ僕がしっかりせなあかん!!」

と新米理事のくせに責任を背負い込み始める僕。

 

でも、

全く経験のないことなので、

どうしたらいいか全然よくわかりません!笑

 

一生懸命ネットの情報を集めては、

不安が増し、頭をかかえる。

 

もうこれは拉致があかない!!

となり、

組織運営に詳しい相談役に電話して聞くことに。

 

その相談役はお仕事中にもかかわらず、

電話に出てくれて、

僕の困っている状況をしっかりと聞いてくれました。

 

そして衝撃の一言が。

 

相談役「なんで君が悩んでるんや??」

 

えっ・・・??

だって僕、理事ですけど・・・???

 

すると相談役はこう答えます。

 

「それは代表理事が決めて進めていうことやろ。

君が悩むことじゃないんや。」

 

えっ!!??そうなの!!??

 

そしてまた驚くべきことに、

隣にいた代表理事が、

 

「そうですよね!!そうなんじゃないかなーって私も思ってました。」

と元気に答えるではありませんか!!笑

 

えっ、うそやん・・・!!

そう思ってたんやったら、はよ言うてよ・・・!!

と唖然とする僕を尻目に、

 

さっきまで萎縮しきっていた代表理事が、

みるみるうちに活力を取り戻していきます。

 

その姿を見て、気づきました。

 

僕が他の理事たちを、

「できない人」と決めつけてしまっていたのです。

 

始まりは僕の恐れ。

 

「新米の僕ではわからない。」という恐れから、

自分の発する言葉に圧が生まれます。

その圧を受けて、

周りが萎縮し始める。

萎縮する周りの人を見て、

僕は相手を「できない人」と決めつける。

僕は「自分がやんなきゃ!!」

ってなる。

一人で背負い込み、抱え込む。

でも結局できないのは自分だから、

パニック状態へ!!笑

 

 

そんな自分の気質があったことに気がつき、

なんだか肩の力が抜け、気持ちが楽になりました。

 

ちょっと考えてみれば当たり前で、

二人の理事の方が僕より経験豊富で、

色々やって来たわけだから、できて当然なわけです。

 

もっと委ねて、頼りなさいってことですよ笑

 

 

そして振り返ってみて、

もう一つ気づいたのです。

 

今回の経験が、

部活をしていた当時の経験とそっくりなのです。

 

部活の幹部の時も、

色々調べて、理論武装して、周りの幹部たちを論破して、萎縮させて、

一人で背負い込む環境を自分で作ってしまったわけです。

 

その当時は全く気づかなかったことが、

やっと今わかりました。

 

あの頃の僕、

めっちゃびびってたんです!!笑

 

右も左も分からないまま幹部になって、

どうしていいかわからなくて自信がなくて。

 

でも、

「幹部はしっかりしなきゃ!

幹部が自信のない姿を見せたらチームがダメになる。」

と思い込んでいたのです。

 

だから、

理論武装して、しっかりしてる風を演じて、

周りに対して強く表現し続けていたのです。

 

とっても臆病で、周りに弱さを見せれなくて、

頼ることを知らない。

 

本当は、

そんなとても幼い僕だったのです。

 

今振り返ってみると、

なんだか可愛らしい。

 

ビビりながらも精一杯やっていた。

そんな一生懸命な僕がいたんですね。

 

ビビり屋で頑張り屋な自分に気づき、

あの頃の引っ掛かりが一つ昇華されて、

心がまた軽くなりました。

 

今ならきっと別のやり方ができる。

でもあの時はあの時の100%。

 

その経験が、理事ミーティングでの経験につながって、

新しいあり方に気づける今がある。

 

だから全ての経験がマルッですね。

 

今日も気づきに感謝です。

 

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