こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティSangoの住人で、
“祈りと喜びで育つ畑”Sangoファーム中城の園主をしております。
先日は東村にて、
Sangoの仲間であり、パートナーのゆりさんを中心に運営している
Family(やーにんじゅ)の民宿ゆいの網戸の取り付け工事を、
手伝っていました。
(ボタン一つでスライドする開閉式の網戸なのです。)
順調に工事を進めていたと思いきや、
思わぬハプニングが・・・!!
作った木枠が思ったより小さかったため、
網戸が思うようにスライドせず、
途中で引っかかってしまうのです。
あと数ミリ広かったら、
突っかかることなくスライドするのに・・・!!
というとっても微妙の誤算。
誤差が大きければ、
木枠を一度外して、カットして調整するのですが、
こんなに小さな誤差ではそういうわけにもいかず。
というわけで、
木を削ることにしました。
グラインダーという機械や、
ノミを使って削ってゆきます。
かなり細かい作業です。
じつは、僕は元々こういう細かい作業が
あまり好きではありませんでした。
柱を組んだり、板を打ち込んだり、
大ざっぱな部分を作ることは好きなのですが、
細かい隙間を埋めたり、
雨漏りの補修をしたり、
そういう細かい作業には苦手意識があるのです。
うまくできなくて、
「いーーーーー!!!!」ってなります笑
なのでいつもは、
細かいところまで目がいくDIY女子達に
任せていました。
というわけで、
数ミリ単位で木を削るなんていう緻密な作業、
することは滅多にありません。
しかし、
実際にやってみると、
これが結構楽しかったのです!
削っては、スライドの具合を確認し、
削っては確認し、
の繰り返しの作業。
少しずつ、
網戸の突っかかりがとれていくのが、
なんだかとても気持ちがいいのです。
気がつけばのめり込んで、
30分以上この作業に打ち込んでいました。
そしてその甲斐もあって、
とっても綺麗にスライドできるようになりました!!
削る作業に関しても、
今までにチャレンジしたのは多分一度だけ。
その当時は、うまく削れず、
全然楽しくありませんでした。
でも今は、様々な経験を経て、
手先が器用になってきたのでしょう。
するすると削れ、
自分なりに上手にできたのです。
「できる」ようになることは、
やっぱり楽しいです。
削るという経験だけが、
削るレベルを上げるわけではないのです。
鍬で耕す、鎌で草を刈る、トンカチで釘を打つ、
ドライバーでネジを回す、ペンキを刷毛で塗るなどなど、
過去の様々な経験が折り重なって、
「できる」という感覚を育んでいく。
その「できる」という感覚が、
新しいチャレンジへの抵抗を減らし、
その物事の習得を早めているのです。
昔は、
ドライバーでネジも回せず、針に糸も通せない、
超絶不器用男子だった僕も、
最近は自分でも、
「あれ?器用になってきたんじゃないか??」
と思えるほどに、物事の習得が早いです。
(餃子を包むのも中国人のウーファーさんに褒めてもらいました笑)
経験の積み重ねの中で、
不器用も変化していく。
そしてどんどん、
新しい可能性が拓かれていっているのです。
あんなに嫌いだった細かい作業に、
楽しさを覚えるようにもなってくるのです。
だから、
「あれが好き。」「これは苦手。」
って自分を決めつけなくていい。
まだまだどこまでも成長し続けることができるのが、
僕たち人間なのですね。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!
🌿お知らせ🌿
・僕たちが生きるコミュニティSangoってこんなところ。
・メンバーが民宿もやっております。あすぺのお宿(笑
とてもくつろげる空間とうちの祈りで育ったお野菜も使った美味しいご飯。
おススメです!