こんばんは。
エンパス男子の大北です。
沖縄にあるコミュニティSangoの住人で、
“祈りと喜びで育つ畑”Sangoファーム中城の園主をしております。
人に物事を伝えるって難しい!!
そんなことを痛感する毎日です。
Sangoファーム中城は、
Sangoの本拠地である東村の「お山」と離れた場所にあり、
僕一人で活動していることが多いです。
ということは、
「日々僕が何をやっているのか?」
「どういう状況なのか?」
などは、報告しないと伝わらないわけです。
というわけで、
ちょこちょこと一般社団法人SangoのグループLINEで報告するわけですが、
そんな時に、ついついできたことばかり伝えてしまう僕がいます。
こんな風に耕せましたよー!とか、
こんな感じで収穫できましたよーとか
その日にやったこと・できたことを
報告していたわけです。
するとギャップ、すれ違いが起こり始めるわけです。
Sangoの一員でもあるパートナーのゆりさんが、
畑を手伝いに来てくれた時のこと。
ゆりさんが何やら戸惑っている様子でした。
「どうしたの??」と聞いてみたところ、
「こんなに草ボーボーだと思わなかった!!」
とゆりさんは驚き、パニックしていました。
それを聞いて、ハッとした僕。
できてるところばかり伝えていたので、
「全部すごくできて、整っている!」
という印象を与えてしまっていたのです。
実際にはそんなわけではありませぬ。
なかなか広い畑なので、
開墾できてるところもあれば、
草ボーボーな畑もあるわけです。
例えばこちらの畑、草さんが元気ピンピン!!
でも、
仲間がみんな実際にこの畑にいるわけではないので、
僕が伝えていることしか伝わっていないわけです。
できてるところばかり伝えるのは、
心のどこかで背伸びをしてしまっているのでしょう。
そして正直なありのままの姿との間に、
ギャップが生まれてしまうわけです!
(Instagramなんかもついできてるところばかり表現してしまうから、
気をつける必要があるなぁ〜!!)
できてるとこだけじゃなくて、
できてないところ、困ってるところも共有し合うって大切ですね。
それだけじゃなく、
「伝えたつもり」という思い込みだって禁物です。
僕は7月から畑で人が住める小屋作りをしているのですが、
昨日事務局のメンバーにそのことを相談したら、
「小屋って壁、窓付きのやつ作ってるの??
屋根と床だけのテントサイトを作っていると思ってた!!」
と言われてしまいました(笑
僕、唖然・・・!!( ゚д゚)
なんども小屋作りをしている話はしていたのですが、
「小屋」という言葉一つとっても、
解釈は人それぞれなのです(笑
伝えていることすら、伝わっていないわけです。
伝えているつもりなだけであることが多々なのです。
伝えるって本当に難しい!!
僕が見ている世界と、
周りの人の見ている世界は違う。
にもかかわらず、自分の尺度で喋り、
「分かってもらえてる!」「僕は言ったのに・・・!」
となってしまうのは、やはり相手に対して期待しすぎなのです。
アスペな僕は、
自分の思い込みを相手に押し付けがち。
だからこそ
「伝えたつもり」が日常茶飯事であるということを受け入れ、
丁寧に丁寧に伝える努力ですね。
今日は全体ミーティング。
今回の報告資料は、
いつもよりさらに丁寧に作ってみました。
これまで違う手応えがあるか!?
楽しみです!!
毎日一歩一歩ですね。
今日も気づきに感謝です。
まるっ!!