こんばんは。
アスペルガーとしての特徴でもありますが、
こだわりがとても強いです。
自分が正しいと信じて疑わないところがあり、
自分の主張をなかなか曲げれません。
人の意見を受け入れられません。
自分が間違っていたと気づいても、
ごめんなさいを伝えるのが苦手でした。
だから、
言い争ってしまうことも多々あります。
そして、負けると根に持ちます。
いつかどこかでやり返してやろうと、
言い負かされた相手のスキを常に伺ってしまうところがあります。
我ながら、
なんという厄介な性格なのでしょう笑
とにかくプライドが高いのです。
そんな僕でしたが、
沖縄に来てからは、
何度も何度もプライドを折っていただきました。
何をやってもやらかしまくり、
正論だと思っていたことが論破されまくり、
鼻がひしゃげてしまいました。
（それでもまたプライドが高くなるもんだから、
この再生力たるや・・・！！笑）
そんな経験を通じて、
「ごめんなさい 。」と謝ることが、
少しずつ少しずつできるようになってきたのです。
最初は、
「ごめんなさい」を言うことすらも悔しくて、
たまりませんでした。
自分の中に怒りが残り、
その後、よく八つ当たりをしてしまっていました。
でも何度も何度もやらかすうちに、
自分の性質を理解できるようになってきました。
僕はどうしたってやらかしてしまう人間だ！
と自分に観念できるようになってきたのです笑
すると、
相手に対して、
心からごめんなさいが言えるようになってきました。
「こんな僕でごめんなさい」
と。
そして気づいたのです。
一番罪悪感を抱えているのは、
自分自身だということに。
自分の気質や性格に、
それによってやってしまった失敗に、
一番申し訳なさを感じてるのは僕でした。
それを感じていることが怖くて、
そんな僕では認められないような気がして、
ムキになったり、
謝れなかったり、
相手にやり返してしまったり、
していたのです。
自分の至らなさを認めてしまったら、
自分がここにはおれなくなる。
孤独になってしまう。
そんな想いを抱いていた自分に気づきました。
そのくらい、
自分の至らなさを責めていたのです。
だから、
「ごめんなさい。」は
自分に対して伝える必要のある言葉なのです。
自分がやってしまったことを、
無意識に責めてしまっている自分に対して、
僕たちはひれ伏す必要があるのです。
自分にごめんなさいが言えるようになってきてから、
僕の世界に安心が増えてきました。
不思議なことに、
自分が謝れた時の方が、
相手が自分に理解を示してくれたり、
相手もまた自分の非を認めてくれたりします。
相手に理解させようと、
自分の正しさを主張することは、
戦いなのです。
相手の非を認めさせようと、
相手に突っ込むこともまた、
戦いなのです。
戦いは戦いしか呼ばないのです。
でも、
僕たちはほんとは相手と理解し合いたいし、
自分の非は誰よりも自分が一番よくわかっています。
自分が非を感じているのに、
相手に先に謝られて、
ものすごくバツの悪い気持ちになった経験が多々あります。
だから、
何よりも自分の平和のために、
自分が真っ先に拳を下ろし、
相手にひれ伏すことが大切なのだと感じます。
昨日見た、
『マスカレードホテル』という映画の、
キムタクと生瀬さんのやり取りが、
まさにそのことを象徴していて、涙しました。
なぜかyoutubeでフル視聴できました。よければ是非！！
負けるが勝ち。
戦わないことにこそ、
真の平和があるのだと
この映画を通じて、気づくことができました。
それでも、
まだまだプライドの高い僕が、
正しさを主張する時が多々あります笑
ピラミッドの上を目指して勝ち上がろうとするのではなく、
どこまでも降りてゆく生き方へ。
シフトしてゆくために、
自分を理解し、自分を成長させる
実践中の日々なのです。
今日も気づきに感謝です。
まるっ！！
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