こんにちは。
アスペ&敏感男子の大北です。
先日、実家に帰りました。
約4年ぶりの帰省。
もしかしたら、
Sangoが立ち上がってからは、
1回も帰省していないかもしれません。
父から、
「約25年間使っていた洋服ダンスを処分するので手伝って欲しい」
という依頼を受け、
帰ってきたのでございます。
（父に帰ってきて欲しいと言われたのは初めてで、とっても嬉しかったのです。
交通費も出してもらえたし！）
洋服ダンスを処分すると共に、
家の整理整頓、お掃除も、
父と一緒にしてきました。
お陰様で、
この家で初めて父の部屋らしい部屋もでき、
たくさんのものを断捨離することができました。
僕が幼稚園から大学生まで、
ずっと暮らしていたお家。
（今は父が一人暮らし。）
家と向き合うことは、
家族や過去の自分と向き合うこと。
なかなかに大変でございましたが、
とてもたくさんの
気づきと喜びがありました。
なによりも嬉しかったのは、
自分の経験が、
家族の助けになれたこと。
家にも、物にも、
住んでいる人や今まで住んでいた人の
想いが残っているのです。
お掃除すればするほど、
物が断捨離された分だけ、
その想いたちが光に還ってゆく。
そして家がどんどん軽くなっていき、
父も軽やかになってゆくのを感じました。
（実際にこの断捨離を通じて父の体重が１キロ減ってました。
糖質を控えていた父がこの期間、外食で糖質ばかり摂取していたにもかかわらず・・・！！）
それがとてもとても嬉しかったのです。
こんなにも、
実家の整理整頓やお掃除が楽しいと感じる日が来るなんて、
思いもよりませんでした。
4年前実家に帰ってきた時も、
断捨離をたくさん行いましたが、
あの頃ともまた違う感覚でした。
以前帰ってきた時の僕は、
「お掃除しなきゃいけない。」
「ものがたくさんあるお家はダメ！」
という偏った考えに囚われていて、
モノがたくさんある実家や父に
心のどこかで怒っていました。
だから、
お掃除も断捨離もイライラしながら、
父を心のどこか無意識に責めながら、
やっていたように感じます。
毎日お仕事頑張ってる父の気持ちなんて、
これっぽっちも見えてなかったのです。
全くもって幼かったんだぜ！！
そのイライラした中での片付けによる
僕の想い残しは、
4年経った今でも残っていました。
想いってすごいね！！
しかし最近、
自分の整理整頓や片付けが
純粋に楽しくなってきた僕は、
実家の片付けも
「しなきゃ」ではなく「したい！」
の気持ちですることができたのでございます。
だって片付けた方が、
何より僕が心地いいんだもの！笑
すると不思議なもので、
父の気持ちも考えれる自分がいたのです。
父の状況や、それに対する努力、
家族や父自身に対する気持ち、
そんなことに目を向けれる余裕がありました。
（成長したもんですね笑）
自分を理解することができた分だけ、
家族のことも理解できるようになったのだと思います。
「父に片付けさせよう！」
ではなく、
「どうしたら父が使いやすい家になるだろうか？」
「自分が父だったら、どんな風がやりやすいか？」
を考えて、
話し合い、整理整頓を進めてゆきました。
（これも押し付けかもしれませぬ笑 しかしそれも実験！
また帰省した時に結果がわかるのです笑）
最初は、
反応したり、すれ違ったり、
ワジワジもしてしまいましたが、
片付けを進めるごとに、
どんどん理解が深まり、
気持ちよく進めることができたのでございます。
（イェイ！！）
とっても楽しく、嬉しい時間でした。
家族の元を離れ、沖縄にやってきて、
共同生活を営む中で、
生活を通じて、自分を理解すること
を6年半ずっとやってきました。
自分を大切にすること、
自分の生活を大切に営むこと、
それをずっと訓練してきました。
自分ごとで生きてきたのです。
今も自分を助け続ける日々です。
自分を生きることを最優先にした日々が、
家族の助けになるとは思いもよりませんでした。
自分を助けることができて初めて、
人の力にもなれるのですね。
生活、
自分を生き、活かすこと。
それは誰もがしていること。
だからこそ、
自分の生活を大切にすることが、
誰かの助けになってゆく。
そんなことに気づくことができました。
今日も学びに感謝です。
まるっ。
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