あるがままに生きるために〜コミュニティSangoで暮らす日々のキロク〜

魂の成長を目的としたコミュニティ『Sango』の住人である大北のブログ。“祈りと喜びで育つ畑”「Sangoファーム中城」の園主でもあり、とっても敏感(HSP・エンパス)なアスぺ男子。沖縄の雄大な自然の中で、仲間と共にあるがままに生きる。そんな日々の暮らし・畑仕事の実験や気づきなどを綴っています。敏感男子、ただいま地球に適応中٩( 'ω' )و

沖縄ごはん 〜ゆっくり自然に繋がってゆく〜

f:id:naturalhspman:20180827171823j:plain

 

先週、お世話になっているかぼちゃ農家さんのお家にお呼ばれして、

晩御飯をいただいた。

 

東村に引っ越して来て3年、

初めて地元の方にご飯に呼んでいただいた。

 

もうなんだかとってもとっても嬉しかった。

 

メインディッシュの豚カツに、板前経験のあるご主人お手製の巻き寿司・・・!!

これぞ沖縄というゴーヤチャンプルー、ゆし豆腐、ヘチマの味噌煮こみなどなど。

どれもとっても美味しかった。

 

沖縄の家庭の味。

僕らが同じように作っても、不思議とこのお味にはならない。

素朴で、美味しくて、ほっこりする味。

 

このゆっくり穏やかな島で生きてきたからこそ、

出せる味なのかなぁと感じたり。

 

地元ならではのお話もたくさん聞けて、

たくさん笑って、心もほっこり。

 

帰り際には、巻き寿司・パイナップル・お手製わさび漬け

までお土産に頂いて。

本当に至れり尽くせりの幸せな時間だった。

 

始まりはできることから

かぼちゃ農家さんとの出会いのきっかけは、バイト。

 

僕がいるSangoのお山での活動は、基本的にボランティア。

自分の必要な最低限のお金は、たまーにバイトして自分でやりくりしております。

 

2年前、バイト先を探していた僕は、パートナーのゆりさんとともに、

村の紹介で、このかぼちゃ農家さんのお手伝いをすることに。

 

元々農業経験もあり、今いるお山の草刈りなどの環境整備してる僕としては、

畑仕事のお手伝いはとってもありがたいお仕事。

 

とっても楽しく充実してバイトができて、

相手にもとっても喜んでもらえて、

それから毎年継続してお手伝いさせてもらえている。

(今年ももう予約が入っているのです 感涙!!)

 

「結婚はいいぞー」とつつかれたり笑

「お父さん」と呼ばれたり笑(30間近ってもうそんな歳なのかー!!笑泣)

いじられながら、ゆんたくしながらの、楽しいお仕事。

 

僕が経験して“できる”ようになったことが、

誰かの喜びのお手伝いになれていることはとても嬉しい。

 

できることでお手伝いといえば、そのほかにも。

 

村の他の方の土地の草刈りを依頼してもらったり、

村民体育大会で、マラソン選手として出場したり笑

初日の出の焚き火用に伐採した木々を持っていったり。

 

そんなことを毎年継続して続けさせた頂いているうちに、

少しづつ、村の方との繋がりができてきている実感がある。

 

お酒も飲まないし、人が大勢集まるところも苦手。

そんな僕たちだけど、

ゆっくりゆっくり、“できること・やりたいこと”でつながってきて、

ついにご飯にお呼ばれした!!

それは僕にとってとても感動的な出来事だった。

 

会社の飲み会が苦手だった。

僕はとっても人あたりが良さそうに見えるらしい。

 

でもHSPな僕は、

内心ビビリで、初対面はいつも結構テンパってる。

 

特に苦手だったのは会社の飲み会笑

 

先輩に囲まれる、ただそれだけで緊張。

そんな中で飲み会のルールを遵守する難しさ・・・!!

 

先輩の飲み物のお代わりを聞くタイミングがわからない笑

(こっちの先輩の話を聞いてるタイミングで、あっちの先輩のグラスが空いてる・・・!話を遮っていいものかわからず、パニック。)

 

お皿を下げるタイミングがわからない笑

(お皿を下げる音で会話が妨げられないだろうか、超ドキドキ。)

 

追加の食事の注文を取るタイミングっていつですか?笑

(どのぐらい減ったら、追加とったほうがいいのか、正解を教えてください!!)

 

もう気になることが多すぎて、どうしていいかわからず、逆にフリーズ。

結果的に黙々とご飯を食べる、KY男子の出来上がりだったように思う。

 

なによりもそんな自分であることが、とても怖かった。

 

同期は先輩たちとどんどん仲良くなっていくのに、

僕だけこんなでいいんだろうか?

 

そんな恐れに駆り立てられ、弱い自分を認めたくなくて、

会社外では、苦手なのにもかかわらず、

やたらめったら人に会いまくった。

 

多分その経験が僕の人当たりの良さを作っている笑

 

naturalhspman.hatenadiary.jp

 そんな会社員時代の様子はこちらでわかるよ!!

 

 

あの頃は不安だったのだ。

いまの自分のいる場所が。そんな弱い自分でいることが。

 

ゆっくり自然に繋がっていく

f:id:naturalhspman:20180827175900j:plain

草刈りバイト先で咲いていたお花。毎年草刈りしているうちに、いろんな花が咲くようになりました。

 

今の僕の人との繋がり方はあの頃と随分変わった。

 

ただ、目の前のできること・やれることをやっていく。

すると不思議と自然に繋がっていっている。

 

草刈りしてたら、バイトに呼ばれ、

草木染めしてたら、染めてほしいと言ってもらい、

村民大会で走ってたら、他の村の行事に呼ばれるようになってきた。

 

歩みはとてもゆっくりだけど、

無理がなく、自分たちらしさを大切にしながら、

繋がってゆけている。

 

かぼちゃ農家さんにも、

「うちらはよんなー(ゆっくり)なんです。」

「実はとっても敏感で、」

なんて笑いながら話しができるようになった。

 

僕たちがどんな人間か知ってもらいながら、

それでも仲良くしてもらえるのは、

とても嬉しい。

 

あの頃との違いはなんだろう?

その答えはすぐに見つかった。

 

今いる場所に僕はすごく安心してる。

 

どんな自分も受け止めてくれる人たちがいて、

そんなコミュニティに住んでいて、

自分の弱さを受け入れ笑えるようになって、

 

なんだかすっごく安心感がある。

 

だから、焦らなくていいんだ。

ゆっくりコツコツ丁寧に。

 

これからも少しづつ、

村の人とのつながりを深めてゆこう。

それを楽しんでゆこう。

 

そんなことを思えた沖縄ごはん。

 

仲間に囲まれている今に、

そしてこんな僕を愛してくれる村の方々に、

感謝感謝でございますね。

 

 ※コラボで実験中です😄
一緒にご飯にお呼ばれした、パートナーのゆりさんも、
同じ出来事を記事にしています🍉

出来事は一つなのに、内容は全然違う・・・!

そんなことも楽しんでいただけたら幸いです


 

yaaninju-yui35.hateblo.jp